━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━vol.00135━2012.7.4━
■間違いだらけの資格取得術 ~メルマガ編~□
◇第135号「エベレスト最高齢登頂者から学んだこと」
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■早いもので、あっという間に7月になりました。
もうすぐロンドンオリンピックの開催されますのがとても楽しみです。
皆様、いかがお過ごしででしょうか?
資格コンサルタントの末木紳也です。
■ところで先日、女性でエベレスト最高齢登頂者の渡邊玉枝さんの講演会を
聞きに行ってきました。
私は元々山好きで、今回達成された快挙をネットなどで知っていたので
この機会に是非お話を聞きたいと思い、つい会場の都留市まで足を運んで
しまったのです。
渡邊さんは現在73歳、10年前に自ら打ち立てた女性最高齢記録を今回、
更新したことで、日本中の注目を集めることになったのです。
■渡邊さんは終始淡々としたお話し振りで、クールな印象を持ちました。
ただ、ああいうことを成し遂げる方は意外に感情的な方は少ないですね。
20代から山登りを始め、5000メートル級の本格的な山はなんと50代
になってから始められたというから驚きです。
好きな山登りを続けていたら、いつしか自然と世界最高峰のエベレスト登頂に
繋がっっていたというような感じが私にはしたのです。
■私が子供の頃は73歳の方というと、陽だまりの中、コタツで背を丸めて、
お茶を啜っているようなイメージがあったものです。(隣にネコもいる)
そういったネガティブなイメージを完全に覆してしまったのが、今回の渡邊
さんの快挙でした。
当たり前の話ですが、エベレスト登山がどれほどキケンと隣り合わせかは
想像に難くありません。
氷河崩れることは普通で、午前と午後で場所が数十センチもズレるそうです。
また、歩いていて遭難した遺体に遭遇することもよくあるそうです。
■お話を聞いていると余裕すら感じ、中国人の若い女性隊が遅くてイラついた話
とか、外国人女性の8人のパーティの足取りがやけにヤバそうで、事故に巻き
込まれないようにカメラマンと距離を取ったとか興味深い話が多数ありました。
ただ、ベテランの渡邊さんでもやはり登頂するだけのトレーニングはパーフェ
クトにこなされていたことは容易に想像できます。
元々タフで高山病にも強い渡邊さんですが、体調が悪いと思ったら酸素ボンベに
酸素がなかったとか、一見シリアスな話もユーモアを持ってお話になられました。
■日本で生涯現役の時代は、もうすぐそこまできていると思います。
会社にしがみ付く生き方からフリーランスで生きる時代に、渡邊さんのお話は
誰でも勇気付けられる筈です。
もう誰も頼れないと思ったその時から、初めて人はマジになれるのです。
もしエベレストにいて急に体調が悪くなったらどうします?
誰も救援を求められないなら、あなたは黙ってそこで死を待つしかないのです。
■でも、ただ座して死を待つのなど誰でも嫌ですよね。
だったらどうします?
トラブルを想定し自分でトレーニングをし、納得するまで何度もシミュレ
ーションを繰り返せばよいのです。戦略なき者に勝利はありえません。
そうすれば遭難も回避できる筈です。
■ただ、私は今回の講演の全体的なイメージですが、こんな印象を持ちました。
それは「人間幾つになってもチャレンジすることはできる」ということ。
自分にエクスキューズするのは簡単ですが、もし可能性があるのならたった
たった一度の人生に賭けてみても面白いとは思いました。
元気な73歳に感動しました。ガンバレ!日本!負けるな!日本!
本日もご愛読ありがとうございました。
◇編集後記◇
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今回講演が行われた山梨県の都留市は富士山麓にあります。富士急ハイランドも
有名です。
ところが私の先祖も山梨県で、あながち縁がない訳ではないのです。自分の先祖
も富士山を見ながら一体何を思ったのでしょうか。何も思わなかったって。
私も長らく途絶えていた山登りを復活したいと講演後に思いました。富士山もい
つか登りたい。
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