━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━vol.00154━2014.12.25━
■間違いだらけの資格取得術 ~メルマガ編~□    
◇第154号「あなたはいつ成功したい? いつ成功できる?」
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■あっという間に年末になりました。

 月日がたつのは本当に早いです。

 ところで、今日はクリスマスです。

 皆さんは、誰かからプレゼントをゲットしたでしょうか?

 私は子供の頃からクリスマスにはあんまりいい思い出はないのですが、

 この時期は、どこか気分がウキウキしてしまうことはたしかです。


■今年、ゴルフの世界では松山英樹というスーパースターが現れました。

 新人ながらツアーで4勝を挙げ、2億円を超える賞金王になりました。

 松山選手はメジャーでも近い将来マスターズ、全米オープン、全英

 オープン、全米プロなどでも優勝してくれると期待しています。

 ところで松山選手はまだ、現役の大学4年生です。

 メジャー制覇はまだ先ですが、すでに大成功を収めた風格すら感じます。


■松山選手はアマチュアの父親の手解きで1歳でクラブを握り、以降

 一心にクラブを振り続けてアマチュア時代に優勝してプロになりました。

 しかし若干21歳ながら、ゴルフ暦はじつに20年にも及びます。

 余談ですが、タイガーウッズにも5歳にしてすでにハーフ50を

 切ったという伝説があります。

(ということは、私は五歳の頃のタイガーウッズにも勝てないって?)


■タイガーウッズや松山選手のように若くしてビッグな成功を収めた人は

 正直とても羨ましく感じます。

 もっとも比較できるようなものでもないんですけど(笑)。

 ところで今年、もうひとりスーパースターが亡くなりました。

 それはアンパンマンで有名な漫画家のやなせたかしさんです。


■やなせさんは今年94歳で亡くなるまで、現役バリバリの漫画家でした。

「手のひらを太陽に」の作詞でもよく知られているやなせさんですが、

 やなせさんがブレークするのは非常に遅く、アンパンマンを世に出した

 のはもう50歳をとっくに過ぎていました。

 またアンパンマンがやっとアニメ化されたのは、やなせさんが70歳に

 なる寸前でした。


■やなせさんは「自分は人生の最晩年で成功を収めた」と後々語っています。

 20歳そこそこで成功を収めた者がいる一方で、還暦を過ぎてからようやく

 芽が出てくるような人もいます。

 私は今年、特に印象に残った人としてこの二人を思い浮かべるのですが、

 それこそ、人生いろいろだと思うのです。

 そう言えば、人生いろいろを歌っていた島倉千代子さんもお亡くなりに

 なりましたね(涙)。


■やなせさんはまた、こうも言っています。

 自分は「大器晩成」でなく「小器未熟」である。自分はむしろ才能がない

 から長生きできた。凡才は長く生き残る。やることなすことのろいので、

 一つの境地に達するまで時間が掛かる」のだと。

 とても含蓄のある深い言葉だと私は思います。

 やなせさんは、最初から自分は手塚治虫や石森章太郎などの天才漫画家と

 持って生まれた才能が違うと認めていたようなのです。


■一般的に言えば、成功するのが若ければ若いほどよいのはたしかです。

 ただ、成功はその人によって時期が違っても全然構わないと思います。

 真面目にやっていれば、いつかチャンスが巡ってくることはあります。

 ただ、いい加減に生きていれば永久にチャンスが来ないのも事実です。 

 一気にピークを極めるか、長い時間掛けてゆっくり頂上に到達するかは

 本人の才能と努力次第なのです。

 ただ、運を引き込むには真面目に生きていなければ絶対ムリなのです。


■ところで、このメルマガを書いている最中、南アフリカの元大統領の

 マンデラ氏がご逝去されました。享年なんと95歳でした。

 マンデラ氏は27年間刑務所に投獄され、出所してきた時は70歳を

 過ぎていました。

 それから大統領になり、ついにノーベル平和賞まで受賞しました。

 まあ、世の中上には上がいるものでして。


■結論は、自分を信じ高いモチベーショさえ維持できれば、人間はいくつに

 なっても希望はあります。もちろん絶対ということはありませんけど。

 私もやる気だけは持ち続けて生きたいと思い、来年から気分一新して

 頑張りたいと思っています。

 本年もご愛読いただき誠にありがとうございました。

◇編集後記◇ 
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この時期になると、街ではいたるところでクリスマスソングが鳴り響きます。
マライアキャリーの「恋人たちのクリスマス」、ワムの「ラストクリスマス」
山下達郎の「クリスマスイブ」稲垣潤一の「クリスマスキャロルの頃」、ユー
ミンの「恋人がサンタクロース」あたりが頻繁に掛かっています。
ところが、これらの曲を聴くたびに私はバブルの頃を思い出してしまいます。
しかし、すっかり寂れた商店街でこれらの曲が掛かっていたりすると妙に切
ない気持ちになります。クリスマスが過ぎなけば新しい年はこない訳ですが、
バブルの頃は日本中が元気でした。来年はどういう年になるか楽しみです!
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