━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━vol.00158━2014.4.30━
■間違いだらけの資格取得術 ~メルマガ編~□
◇第158号「文系と理系、どっとがオトクか?」
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■新緑まぶしい、爽やかな季節になりました。
いよいよ、ゴールデンウイークに突入しました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
長期休暇を取られている方も多いと思います。
GWの最中ですので、まあ気軽に読んでください。
■ところで。
資格で独立開業する場合、理系より文系の方が圧倒的に多いです。
弁護士、公認会計士、司法書士、税理士、不動産鑑定士などのプロ
フェッショナルはすべて文系の資格です。
一方、理系で独立する人は稀です。
私には弁理士と技術士くらいしか思い浮かびません。
■これは何を示しているかというと、文系資格の場合は極端な話、
ひとりでも仕事ができるからだと私は分析しています。
自分に確固たるノウハウさえあれば独立開業もできる。
しかし、理系資格の場合はそう簡単はいきません。
技術革新などがあり、専門家の意見を聞かないことには仕事が
立ち行かないケースが多々あるからだと思います。
もちろん、文系資格でも法律の改正などは頻繁にあるので、
日頃の勉強は怠れませんが一人で学べないことはありません。
■話は変わりますが、先日STAP細胞の論文について理研に対し
小保方氏が不服申し立てをして記者会見がありましたね。
あれを見ていて、私は何かとても不思議に感じました。
そもそも、理系の研究者やエンジニアなどの職種はひとりで
できる仕事などないに等しい筈なのです。
彼女自身も4人のユニットリーダーですから部下もいた筈です。
■なのに会見で、彼女一人が矢面に立たされていたのが不思議でした。
論文の共同研究者もいたのなら、会見にも同席すべきでしょう?
本人は未熟だとか不勉強とか言って、しきりに悪意がないことを
強調していましたが、たとえ悪意がなくてもそれを見て見ぬ振りを
していた指導者の方がよっぽど悪い。
理研のやり方は今回の不祥事は組織絡みではなく、すべて一人の
未熟な研究者の責任と決め付けていることに嫌らしさを感じます。
■私も商業コンサルタント時代、無責任な上司の言動や不祥事の
尻拭いをさせられた経験が多々あります。
手柄は上に取られるのに責任はすべて担当者ですから、あの時は
サラリーマンの悲哀や組織で働くことの非情さをひしひし感じま
したね。
「もう、サラリーマンなんてやりたくねえ」と思いましたね。
■ただ、理系の仕事(研究職・エンジニア)にスタンドプレーはありえ
ませんが、文系の仕事(たとえば営業・企画)などに個人プレーは
結構あります。
むしろ組織向きの人は理系を、自由に伸び伸びやりたい人は文系の
仕事を目指すのがベターな選択かもしれません。
またとことん一人に拘りたいのなら、難関文系資格を取って独立
開業することも面白いです。
■そもそも、資格とは組織で仕事をやりたくない人への最後の
救済手段でもあります。
「オレもトカゲの尻尾切りみたいな人生は歩みたくないよ」と思って
いるあなた。
文系か理系がどちらがおトクかよく考えてから進路を決めましょう。
でも社会人ならこんなこと言っても、時すでに遅しなんですよね(笑)
■いや、こう言い換えるべきでした。
あなたは文系でよかったです。
文系はたとえ会社で行き詰っても自由な道がまだまだありますから。
だから、自分の可能性を信じて邁進しましょう!
本日もご愛読ありがとうございました。
◇編集後記◇
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GWはどこの行楽地も混みます。高速は渋滞何十キロなんてことはザラですが
これってかなりストレスでよね。そこでとっておきの秘技をお教えしましょう。
それはGW最終日の午後に現地を立つという方法。今年で言えば6日の午後く
らいに出ると高速もスイスイの筈です。高速も都内に入っても渋滞なしなら、
余分なストレスはありません。早いもので明日からもう5月、あっという間に
夏が来てしまいそうで(笑)。
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