━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━vol.0035━2005.11.30━
■間違いだらけの資格取得術 〜メルマガ編〜□
◇第35号 「オレの居場所はここじゃない」 ◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■11月最後の日、いかがお過ごしですか。
資格コンサルタントの末木紳也です。
■先日、いつものようにお笑い番組を見ていたら、いつものようにお笑い芸人が
叫んでいました。
☆「カレーの中のレーズンが叫んでる!」
「オレの居場所はここじゃない!」
また、こういう場合にも使います。
☆「酢豚の中のパイナップルが叫んでいる!」
「オレに居場所はここじゃない!」
確かにそうですよね。
そういう訳で、今日のテーマは「オレの居場所はここじゃない」です。
■サラリーマン時代は誰でも、一度くらいは「オレの居場所はここじゃない」
と思ったりしますよね。
私なんか、合計4回も「オレの居場所はここじゃない」思っちゃいました。
そして会社を辞めまくった結果、現在このように独立開業している訳ですけど、
今でも、サラリーマン時代の夢はよく見ます。
寝坊してギリギリの時間に会社に駆け込むと、無情にもタイムカードは定刻を
過ぎていた。なんてことよくありますね。
そして、その日の朝も...
「アー。ヤバイよ。遅刻しちゃった。課長にどう言い訳どうしようかな」
「おばあちゃんは、この前死なせたばっかりだし、オヤジがいきなり病気じゃ
説得力がなさ過ぎるし、バスが遅れましたんじゃミエミエだしな」
「ああ。どうしよう」と思っていると、そこでハッと目が覚めました。
■話しを、元に戻しましょう。
もし、皆さんが「オレの居場所はここじゃない」と考えているのでしたら、
その理由の一つは、自分が正当に評価されていないと考えているからではない
でしょうか?
社内の仕事は、時として他人と利害関係が衝突することがあります。
あなたが自分の評価が高めたいのならば、あなた自身が抜きん出るか、
もしくは、他人を蹴落とすかのどちらかです。
なぜならば、人の評価とは基本的に他人との相対評価で決まるのですから。
綺麗ごとを言っても、私たちサラリーマンはこのような生き馬の目を抜く
ようなサバイバルゲームに、日常的にかつ、無意識に強制的に参加させら
れているのです。
実際、仕事以外でのストレスはたまりませんね。
■評価を高める最も簡単な方法は、あなたが上司に気に入られることです。
直属の上司を味方に付けられれば、引き立ててもらえるだけでなく、
ミスしたりした時に、庇ってもらえることさえあります。
そのメリットは計り知れないですよ。
ゴマすりやオベンチャラは、何時の時代にも最も大切なことなんです。
★また、会社ではこちらから攻撃を仕掛けなくても、一方的に攻撃を仕掛けら
れることもあります。
已む無く防戦すると、今度はそれをネタに上司にチクられたり。
事実を曲げて伝えられたり。
実際は、かなり程度の低い輩も数多くいるのが会社の現実です。
■サラリーマン時代、コンサルタント時代も含めて私が最も嫌だったことは、
皆が、一斉に上を向いて仕事をしていたことでした。
簡単に評価されようとすれば、上へのアピールが手っ取り早い手段です。
だから、上司の顔色を見ながら仕事をする人が私の周りには数多くいました。
でも、実際そういう人は、実力とは別に上に行きやすいことも確かですが。
■今の私の仕事には、他人との利害関係はほとんどありません。
元々、組織でする仕事ではないのですが。
そこが、結構気に入っている点でもあります。
☆余談ですが、ビジネスコンサルティングの世界は、近年細分化する一方です。
ビジネスコンサルタントといっても、従来のマーケティングコンサルタント
などの大きな括りでなく、メルマガ専用コンサルタント、ブログコンサルタント
など従来には存在しなかったコンサルタントへのニーズが急速に高まっています。
時代のニーズやトレンドは、より細分化、細分化の方向にあります。
ビジネスコンサルティングの世界は、基本的に誰でもOKのウエルカムの世界です。
いろいろなタイプのコンサルタントが出て、さまざまな市場から参入してくれば、
それだけ市場が活性化するので、私たちにも多くのメリットを受ける可能性がある
のです。
■今、「自分の居場所はここじゃない」と真剣に考えているあなたに尋ねたいのですが、
会社の枠組みは、あなた自身の可能性を低めてはいませんか?
会社の物差しでなく、あなた独自のノウハウや専門知識を通して世の中を見てみると、
結構、ポテンシャルのある市場が見つかるかもしれません。
繰り返しますが、
ビジネスコンサルティングのフィールドにはさまざまな仕事があります。
サラリーマン時代の話なのですが、会社に稀に尊敬できる先輩がいると、決まって
会社を去っていってしまいました。
皆、「オレの居場所はここじゃない」と思って去っていったのだと思います。
もちろん、独立したり、転職したりして同じような思いをする場合も多いですが、
私はそのチャレンジ精神は買ってもよいと思います。
はっきりいって、日本のサラリーマンはアマチュアが大多数と感じます。
プロの仕事を求める人ほど、実際は常に自分の居場所を探しているのです。
そして、自分の居場所をきちんと見つけられた人ほど、成功する確率は高いこと
は当然なことなのです。
本日もご購読ありがとうございました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆今日のワンポイントアドバイス☆
■現在の会社だけが、あなたの居場所なのかもう一度考えてみよう。
■あなたの居場所は他にもある。もしかすると、あなたの好きなこと、したいこと
の延長戦上にあるかもしれない。
■ビジネスコンサルティングのニーズはより細分化の方向にある。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□資格に対する考え方が少しは広がりましたか?
次回は「私の出版戦略@」をテーマにお送りいたします。
お楽しみに!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇編集後記◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メールマガジンに対する意見、資格に関する様々な意見をお待ちしておりいま
す。現在、既に資格を目指している人、これから資格を目指そうと考えている
人にかかわらず、ご連絡ください。
連絡先 ⇒ info@shikaku-21.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■発行者 「■間違いだらけの資格取得術 〜メルマガ編〜□」末木 紳也
発行者Webサイト: http://www.shikaku-21.com
■本文に関するご意見,ご感想はこちらまでお願いします。
info@shikaku-21.com
★過去の全バックナンバーがご覧になれます。
⇒ http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000153126
★このメールマガジン転送は結構ですが掲載された記事の内容を許可なく転載する
ことを禁じます。お問い合わせ下さい。 (C) Copyright -2005
■購読解除はこちらからお願いします。
http://www.mag2.com/m/0000153126.htm