━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━vol.0070━━ 2008.7.2 ━
■間違いだらけの資格取得術 〜メルマガ編〜□    
◇第70号「私流クローズアップ現代の見方」◇
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■皆様、いかがお過ごしでしょうか?

 資格コンサルタントの末木紳也です。

 北京オリンピックの代表選考会もいよいよ佳境に入りました。

 ちょっと古い話ですが、男子バレーボールチームが16年ぶりにオリンピック

 出場権を得ました。

 バレーボールはかつて、日本のお家芸と呼ばれていた種目ですので、とても

 喜ばしいことです。オリンピックを見る楽しみがひとつ増えました。



■ところで、メディアについてお話をさせていただいたのですが、じつに様々な

 反応がありました。

 今回はその後編として、資格士業者やコンサルタントのメディア戦略について

 さらに深くお話させていただきます。

 私がよく見る番組の一つ「クローズアップ現代」は、いろいろな専門家が

 登場します。(実際は7時のニュースの流れで見てしまうだけなんですが)

 コメンテイターといわれるのは、だいたい以下のような人たちです。 

 大学教授、評論家、ジャーナリスト、アナリスト、コンサルタント、企業経営者

 等々



■たとえば、今回のテーマが「職場のいじめ」だったとしましょう。

 私は結構、この種のテーマが好きなんです。

 なぜこんなテーマが好きだったかというと、

 サラリーマン時代、よーく苛められたから(笑)

 別にMなわけでもないのですが、ついつい見てしまいます。

(笑)をメルマガで出したのは久々、過去たった1度しか出していません。




■「今回のゲストは、職場のいじめ問題に詳しい労務コンサルタントの○○さん

 です」

 私は当然、興味耳を傾けて熱心に話を聞いています。

 全てに興味・関心がある訳ではないのですが、面白そうな番組の時は私はまず、

 予めコメンテイターの名前をメモしておきます。

 前回もお話したとおり、この番組は議論が白熱してくる寸前に、テーマ音楽が

 流れてきて番組が終わってしまう。こんな時こそ、メモが大切な役割を果たす

 のです。

 番組終了後、私はグーグルで「○○さん」の名前で一斉に検索を掛けてみます。

 すると、その人に関する様々な情報が出てきます。

 ホームページを持っている場合もあります。セミナー情報等もわかります。

 また、番組に出演する人は本を書いていることも結構多いので、何冊か著作を

 持っている場合も少なくありません。

 

■その人の場合、パソコンで調べてみると数冊の著書があることがわかりました。

 「パワーハラスメント撃退法」とか「職場のいじめ」とか、いかにも私の好き

 そうな、面白そうなタイトルの本が出版されていることに気付きました。

 私は早々にアマゾンで購入したり、既に入手不可の場合は図書館で予約します。

 そして、実際にその人の本を読んでみます。

 改めて本を読んでみると、その人がどれだけそのテーマに精通しているかが

 手に取るようにわかります。反面、本を読んで失望することもありです。

 私はいつもこんな感じでテレビを見ています。

 テレビや雑誌などのコメントなど、あくまでもその人を知るためのほんの手掛かり
  
 や触り程度なものです。

 


■我々のようなコンサルタントは、とかく実績重視といわれます。

 今まで、どこで、どういうことをしてきたかが、常に問われてしまいます。

 ただ、コンサル業界には昔からクライアントへの守秘義務があり、公に

 出来ないことも多いのです。全てをオープンにすることはできません。

 そんな時は、やはり著書が大きな役割を果たします。

 セミナーなども開けばそれなりの反応はありますが、やはり一過性のものに

 過ぎません。セミナーで言ってしまったことは後で言い逃れもできますし、

 DVDにでも取って情報商材として売ることでもなければ、何も残りません。

 結局、地味なコンサルタントは最後は本で訴えるしかないようなのです。

 洒落ではないですが、セミナーと本ではやはり、本気度が違うのです。




■華々しくメディアには出ました。でも、今まで形にしたものはなにもない。

 これでは、コンサルタントとしては少し寂しいです。

 本を出すだけでが目的ではないでしょうが、自分の考えや取り組んできたことを

 しっかり形に残しておくことは必要なことな筈です。

 ある特定の分野に精通した人が本を出す、これが出版業界の常識でした。

 しかし、今はその逆の考えもあるそうです。

☆それは、「専門家になりたければまず本を出せ!」という考えです。

 専門家になるためにたいした実績がなくともまず本を出してしまう。

 そんな人が今、確実に増えつつあるそうです。

 これが果たして真理かどうかは皆様の判断に委ねますが、スピードの現代、

 私は、この考え方にも一理あるような気もします。
 

 本日もご愛読ありがとうございました。
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◇編集後記◇ 
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 北京ではいったい日本は何個メダルを取れるのでしょうか?
 メダルを取れるかどうかはアスリートたちにとっても、自分の将来を決めてしまい
 かねない大切なことです。
 オリンピックは4年に1度。皆この日のために頑張ってきたが、それをたった一日
 で結果を出さねばならないアスリートたちにプレッシャーはあります。力を十二分
 に発揮してもらいたいです。ガンバレ!ニッポン!!
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